被害 古材ではしばしば発生、被害程度中−大。幼虫は針・広葉樹を問わず古材を好んで食べる。神社・仏閣・仏像など材表の2〜3oの丸い穴はほとんどこの虫が出た痕である。
対策 被害部殺虫剤注入・塗布。
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被害 稀、被害程度中−大。幼虫はモミほかの針・広葉樹乾材を食べ、材内は完全に粉と化すが、どちらかといえば床下などの多湿な場所での被害が多い。
対策 被害部の殺虫剤注入・塗布。乾燥化。
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被害 少ない、被害程度小。幼虫はクロマツ・カラマツなどマツ類乾材を食べる。産卵木は樹皮付材に限られ、幼虫は樹皮から木部にかけて摂食・穿孔する。
対策 樹皮を除去し被害面の殺虫剤塗布。
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被害 幼虫は広葉樹乾材を食べ、薪がよく被害を受ける。これとよく似たクシヒゲシバンムシPtilineurus marmoratusは屋内でイグサの害虫とされる。
対策 屋内での被害例は見当たらず不要。 |
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