チビタケナガシンクイ
Dinoderus minutus |
オオナガシンクイ
Heterobostrychus
hamatipennis |
ホソナガシンクイ
Heterobostrychus
aequalis |
カキノフタトゲナガシンクイ
Sinoxylon japonicum |
そのほかの
ナガシンクイムシ科 |
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チビタケナガシンクイ
に形態・加害習性も類似の
ニホンタケナガシンクイ
は近年は見なくなっている。
このほか輸入南洋材や家具から発生する種がDinoderus属に少数いる。
中国・東南アジア製加工材・家具で加熱不足とみられる製品からの発生が続いたが減っている。 |
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被害 和風新築家屋でしばしば発生する。幼虫が土壁内のタケ材を食害し被害程度は大。タケ・ラタン(籐)の乾材害虫。出現した成虫はよく飛び回り針・広葉樹白木などに所かまわず潜りこむが増殖はできず、被害は美観を損ねる程度で軽微。
対策 土壁内の薬剤処理が必要。 |
被害 南洋材やその家具から発生するが少ない。被害程度は個体数により小−中。幼虫がラワン・ゴムノキ類など広葉樹乾材を食害。
対策 早めに被害を見つけ出して薬剤の注入を行う。 |
被害 新築家屋でまれに発生。被害程度は個体数により小−中。幼虫がラワン・ゴムノキ類・キリやタケなどデンプン含量に富む南洋材乾材を食害。
対策 早めに被害を見つけ出して薬剤の注入を行う。 |
被害 稀、被害程度は個体数により小−中。ケヤキなどの広葉樹伐採・衰弱材に産卵。屋内に持ち込まれた材からの発生があるが、乾材への産卵はない。
対策 被害材を持ち込まないこと。建物の予防対策は不要。 |
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