そのほかのかゆい虫

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トコジラミ
Cimex lectularius
ウンカ・ヨコバイ類 アブ科そのほかのかゆい虫
被害 夜皮膚の露出部を刺され、刺し口が2個並んで残る。昼間は壁や床の隙間に群れて潜み、周辺は排泄物(血液)の黒ずんだ染みで汚れる。 
対策 隠れ場所の殺虫剤処理。
被害 夏から秋にかけて照明に飛来するウンカ・ヨコバイの類もしばしば人を刺す。本来植物吸汁性であり、その習性を人の皮膚上でたまたま発揮するに過ぎず吸血性はないが、口針挿入時に唾液も注入する仕組みになっている。これにより体質によっては大変なかゆみを生じ、黒いあざとともに1年以上完治しないことがある。
対策 カーテン・網戸・戸締りで、光誘引・侵入を避ける。
被害 吸血性アブの種類は多く、人によっては後からかゆくなる。鋭利なメス状口器で皮膚を切り裂き流れ出た血を舐める。このため動作はほかの吸血昆虫より鈍く、留ってから吸血までの間に払い落とす時間がある。ただし数が多い。チクリとした痛みはハチに比べればごく軽い。
対策 払い落とせるが、数が多い場合はその場を素早く通り抜けるしかない。蚊取り線香は有効である。
ミヤコオオブユ
Prosimulium kiotoense
このほか人から吸血するかゆい虫は、シラミ類・ブユ科それにヌカカ科の3種類あるが、被害が少ないかあるいはその場所が限定されている。
被害 シラミ類は頭髪・そのほかの体毛・衣類につく3種類がある。
ブユ類は山地の水辺周辺に多い。体長5ミリ近いハエ型でかゆみは大変強く、赤い腫れとともに長く消えない。
ヌカカ類は山地の流水付近や海岸近くに生息する。体長2ミリ前後の大変小さなハエ型で、触角環節の基半は数珠状、先半は棒状となる。これも雌が人から吸血する種があり、かゆみは大変強い。
対策 シラミの駆除は衣類については熱湯殺虫、体毛のシラミは殺虫剤を人体に用いるので使用は注意を要する。また、入浴・清潔な衣類で体を清潔に保つ。
ブユ・ヌカカは水域・山地の発生場所、夕刻や夜間の活動時刻を避ける。目の小さい防護ネットの使用。