新築の虫
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木の害虫 ヒラタキクイムシ科ほか |
コクヌストモドキ Tribolium castaneum |
タバコシバンムシ Lasioderma serricorne |
カドコブホソヒラタムシ Ahasverus advena |
ケナガコナダニ Tyrophagus putrescentiae |
ヒラタチャタテ Liposcelis bostrychophila |
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ヒラタキクキイムシ科5種 被害 ラワンなどの南洋材・広葉樹材の単材・合板・集成材の表面あるいはその表装材に2o前後の丸い穴を開け、パウダー状の木粉を出して成虫が現れる。産卵と材の食害が数年続き、内部は空洞化する。 対策 初期被害は被害箇所の殺虫剤注入処理、進行被害は防虫加工材あるいは針葉樹材と交換。 |
被害 有毒成分の分泌や病原性微生物の保有が知られているが、誤飲しない限り特に害はない。新築家屋では本来の発生源である穀物がなくても毎日数〜十数頭出てくることがある。発生源は屋外で誘因は新築特有の匂いではないかと考えられているが未解明である。普通4、5年で終息する。 対策 貯穀類の密閉保存。 |
被害・対策 家庭で最も一般的な貯穀害虫であり、穀類およびその加工食品ほか様々な乾燥動植物に発生するが、左種同様近年新築家屋に外から飛来する現象が相次いでいる。これも原因は不明で外の飛来源も突き止めにくい。侵入経路を塞ぎ、食品は密閉保存する。 | 被害 新築家屋は素材から水分が放出されており、戸を閉め切るとその表面にカビが生えやすく、これを食べる1〜3oの小さい甲虫類が多数発生することがある。多いのがこのカドコブホソヒラタムシ。 特別な害はないが、胞子を運んでカビを伝播させていることが疑われる。 対策 乾燥・清掃。 このほかにも数種類の似た甲虫類がいる。カビの甲虫類参照。 |
被害・対策 閉め切った新築家屋では、このダニがカビを食べて増殖し壁や畳を被うことがある。漏水や結露などが原因の場合もあり、湿気の原因を特定して取り除き、カビを抑えることが駆除・予防につながる。 ダニ類については カビのダニ類、 食べ物のダニ類 かゆいダニ類、 そのほかのダニ類参照。 |
被害・対策 前種に同じ。大量に発生し畳全面に広がることがある。 ほかにカツブシチャタテなど数種。カビの虫チャタテムシ科参照。 |
![]() ヒメスギカミキリ これらを含む木材の害虫は すまいの木の害虫、 ヒラタキクイムシ属数種、ナガシンクイムシ科数種 ,カミキリムシ科参照。 |