そのほかの虫

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ハエ・カ類 羽アリ類 アリ類 ガ類 ハチ類 カメムシ・カマドウマ・ケラ類
屋内に飛来あるいは発生するハエ・カの類は大きさ・数とも様々で種類も多いが、大半は害がない。 春から秋にかけての決まった時期に、屋内に多数現れる羽アリの多くはアリ科(黒アリ)とシロアリで、種数は多いが主な顔ぶれは毎年限られる。 家の中に侵入するアリを、屋内で巣を作るものと餌集めに分けると多くは餌採りで、それには床などで採餌しやすい環境が誘因となる。また、雨が続くと乾いた屋内に餌を求めやすくなるが、これは一時的なものである。 夜照明に飛んでくるガの種類は多くそのほとんどに毒性はないが、人によってはアレルギー症状が出る。
またその場の壁や天井に無造作に産卵し、後日孵化した1令幼虫の群が糸で垂下・移動して驚かされることがあるが害はなく、餌植物を求めて去れば終息する。
家の中や周りに巣を作るいろいろなハチは、集団で巣を作る黄黒の縞模様のハチ類を除きおとなしく、ふつう向かって来て刺すことはない。しかし体をつかまれると刺して逃れようとし、その痛さは刺すハチ類に劣らないという。 臭い虫の代表であるが、それは危険を感じた時に限りいつも臭っているわけではない。そっと外に出せば臭いも少なくてすむ。しかし、屋内での集団越冬の問題は未解決である。
カワゲラ・トビケラ・カゲロウ類 シミ類 甲虫類 トビムシ類 ダニ類 ゲジ・ヤスデほか
幼虫が水底に住み釣餌としてなじみのものと陸生のものとがある。いずれも成虫は照明に来集するものが多く、アレルゲンあるいは数の多さで交通の障害となるものがある。また異なるグループに対して何々カゲロウという名が付けられているため、一般に混同されやすい。 紙・衣類害虫。屋内に定住し夜になると壁・天井・床の決まった場所に姿を見せることがある。濃灰−銀白色で無翅の昆虫。 部屋の隅でゴミや虫を食べている、有益もしくは無害で目立たない居着きの甲虫類が数種類いる。
また、カメムシ類と同じく越冬を目的として大量に侵入する甲虫が少しあり、逆に夜照明に集まる種は個体数は少ないが種数が多い。
野外で落葉層・腐植質土壌・苔むした樹幹などに住む羽のない微小昆虫で、一部作物害虫とされるが人や建物に害はない。
近年塀や外壁で見かけるようになった小さな赤い虫は虫に寄生するタカラダニというダニの一種で害はない。4月から入梅前まで見られる。
このほか眼には見えないが、屋内にはカビ・ゴミ・鉢植物・ダニ・小昆虫類を食べるダニが沢山いて、多くは今のところ害は知られていない。
大型で気付きやすく嫌われがちだが人に害はなく、地面の有機ゴミや小さな虫を食べる益虫である。ヤケヤスデが雨の時期に水に浸からない場所を求めて屋内に逃げ込むことがあるが、これも一時的な現象である