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ニセセマルヒョウホンムシ
Gibbium aequinoctiale
ヒメヒョウホンムシ
Ptinus clavipes
カバイロヒョウホンムシ
Pseudeurostus hilleri
シロオビカッコウ
Tarsostenus univittatus
アルファルファタコゾウムシ Hypera postica セマダラコガネ
Blitopertha orientalis
被害 球形・ガラス様光沢の特異な形態で関心を引きやすい甲虫で、部屋の隅に居着き塵芥中でしばしば見つかる。虫の死骸や動物糞を食べるようで害はない。
対策 清掃・乾燥食品の密閉保存
被害・対策 ニセセマルヒョウホンムシに同じ。 被害・対策 ニセセマルヒョウホンムシに同じ。

ヒョウホンムシ科にはこのほかにも、稀に屋内で見つかる種がある。
被害 天井裏などで少数見つかる、乾材害虫ヒラタキクイムシ類など甲虫を捕食する益虫。

以上は屋内居着きの甲虫類、次種以後は迷入種。
被害 マメ科牧草の侵入害虫で西日本に分布を広げている。春レンゲにいる成虫が田起こし後移動して多数近隣家屋に入ることがあり、屋内への侵入例もある。人や建物には無害。
対策 来集も一時的現象ですぐに解消する。
被害 大・中型のカブトムシ・クワガタムシ・カナブンから小型の本種まで、コガネムシ類の幼虫は野外で植物や腐植を食べ、大小の成虫がよく照明に飛来するが多くは無害。
不潔なコガネムシ類は、糞虫類
対策 カーテン・網戸で光誘引・侵入を避ける。
アオドウガネ
Anomala albopilosa
ノコギリカミキリ
Prionus insularis
ハイイロゲンゴロウ
Eretes sticticus
クロウリハムシ
Aulacophora nigripennis
チャイロヒゲブトコメツキ
Trixagus turgidus
ナガヒラタムシ
Tenomerga mucida
被害・対策 幼・成虫とも葉を食べる。建物や人への害はない。成虫は夜明かりに飛んで来る。カーテン・網戸・戸締りによる光誘引・侵入防止。 被害 幼虫は野外でマツ・スギ・ヒノキ・クリほか様々な木の材を食べる。成虫は明かりに飛来するが無害。
対策 
遮光・網戸で侵入を防ぐ。
カミキリムシは、幼虫は生・枯死木を食べ成虫が明かりに飛来する種が多い。建物や人を害することはないが、アゴが鋭利で大型種には咬まれないよう注意する。


木材を加害するカミキリムシは、すまいの木の害虫カミキリムシ類
被害 無害。幼・成虫とも水生で、小動物を食べる。成虫は単独で照明に飛来する。ゲンゴロウ科・ガムシ科・ミズスマシ科はオール状の後足が特徴で、このほかにも大小多くの種が照明に飛来する。
対策 カーテン・網戸・戸締りによる光誘引・侵入防止。
被害 植物害虫であるほか、成虫が屋内で越冬する。
テントウムシ類同様、屋根裏などの隙間に多数かたまって冬を越し、春野外に散らばる。
対策
 特別な害はない。隙間を塞いで侵入を防ぐ。
被害 無害。幼虫は野外で朽木を食べるとされる。成虫は少数照明に飛来する。
対策 カーテン・網戸・戸締りによる光誘引・侵入防止。

このように照明に飛来する小型の甲虫類は次種を含め極めて多様で、多くは害がない。

明かりに飛来する有害な甲虫は、痛い虫
被害 無害。幼虫は野外でサクラ・スギなどの朽木を食べ、成虫は照明に飛来する。くすんだ焦げ茶の色合に格子構造の上翅や帯状の触角などどことなく古風な風貌で、その起源は現存甲虫中最古とされる珍客である。街中でも明かりの漏れる網戸桟などに長く伸びて忍んでいることがある。
対策 チャイロヒゲブトコメツキに同じ。