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ヤマトシロアリ
Reticulitermes speratus
イエシロアリ
Coptotermes formosanus
アメリカカンザイシロアリ
Incisitermes minor
ネバダオオシロアリ
Zootermopsis nevadensis
ダイコクシロアリ
Cryptotermes domesticus

アメイロアリ
Paratrechina flavipes
被害 4、5月暖かく風が穏やかな日の昼前、群れて現れ飛び去る。数〜数10m飛んだあと羽を落として♂♀でペアを組み地中に潜って巣を作る。日本で最も一般的な木材害虫ヤマトシロアリの羽アリ。
対策 建物の予防対策が最善。
被害 6、7月の暑い夜、7、8時ごろ照明に多数飛来し群れ飛ぶ。♂♀でペアを作り巨大な巣を作る、世界中で最も激しい被害を及ぼすとされるイエシロアリの羽アリ。
対策 木造家屋は5年で修理10年以上で倒壊の危険が生じる。
羽アリの飛来家屋は点検・調査を繰り返し、被害を未然に防ぐ必要がある。
被害 出現期は巣によって6月頃と9月頃に分かれる。気温が上がった昼間、数匹から数十匹の羽アリが数日にわたり現れる。
アメリカ産の乾材害虫。日本での分布は限られるが、急速に広まる傾向にある。
対策 被害は家全体に及び防除は困難であり、発生地は地域ぐるみの対応が急がれる。
被害 アメリカ産湿材シロアリ。日本では兵庫県の一部に生息。原産国では建物の害も低い確率で見られるようであるが、材が普通に乾燥していればその恐れは低い。むしろ野外で切り株・倒木などに広がり元々の生態系を乱すことが懸念される。暑さの夏と雪の冬という厳しい岐阜の気象条件でも、屋外で十分に繁殖することが確認されてる。1頭1頭の生命力はほかのシロアリに比べ格段に強い。
対策 床下乾燥、水・雨仕舞。 
被害 分布が奄美以南・小笠原と暖地に限られる乾材シロアリ。低温に制限されるためか九州以北には進入していない。

シロアリについては、シロアリのページ。
被害 害はないが、現れる時と場所がヤマトシロアリの羽アリと完全に重なる場合があり、区別する必要がある。
トビイロケアリ
Lasius japonicus
キイロシリアゲアリ
Crematogaster osakensis
ヒラフシアリ
Technomyrmex gibbosus
サクラアリ
Paratrechina sakurae
イエヒメアリ
Monomorium pharaonis
被害 7、8月早朝に発生、極似種ハヤシケアリL.hayashiは同時期の夜間照明に飛来する。働きアリが屋内に餌を求め、あるいは稀に営巣し、咬まれることもあるが無毒で症状は軽微である。
対策 カーテン・網戸で光誘引・侵入を防ぐ。
被害 無害。10、11月日中に群れ飛ぶ。花壇などで花蜜を集める茶色で小型の屋外アリだが、近年屋内での羽アリ発生がみられるようになった。働きアリが甘いものを求めて屋内に侵入することがある。
対策 カーテン・網戸で光誘引・侵入を防ぐ。
被害 屋内性の難防除種。働きアリが食べ物に群がり刺されることがあるが症状は軽い。生息場所はビル・マンションなど気温が下がりにくい建物に限られる。
対策 市販毒餌剤に有効なものがあるが、屋内のいたるところに独立した複数の巣を作るため、一斉に処理しておかないと未処理の巣から再度侵入される恐れがある。

このほかのアリについては、食べ物のアリ痛いアリそのほかのアリ類
被害 無害。9月夜灯りに集まる黄色い羽アリの多くはこのキイロシリアゲアリである。♂(小型)が多数照明に群れ飛び、♀(大型)は落翅個体が地際の暗所に複数で潜んでいるのが見つかり、むしろこちらのほうで関心をひきやすい。
対策 カーテン・網戸で光誘引・侵入を防ぐ
被害 無害。羽アリは9、10月の昼と夜に現れ明かりに集まる。数はそれほど多くない。
オスは2o程の小型で♀は少し大きい。枯れた枝や竹に巣を造るとされる。

対策 カーテン・網戸で光誘引・侵入を防ぐ。