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コクゾウムシ
Sitophilus zeamais
クリシギゾウムシ
Curculio sikkimensis
アズキゾウムシ
Callosobruchus chinensis
被害 クリの実の中で育った幼虫は、晩秋になると頭が通るほどの円孔を開けて実を離れ、土にもぐりこみ1〜3年後の秋に羽化する。秋に床を這う小さなウジ型の虫は、屋内に持ち込まれた栗果が疑われる。被害果は表面の脱出孔や小さな産卵孔の有無で選別する。クリのほかに害はない。
対策 産卵痕のない実をもとめる。加熱・冷凍殺虫。
被害 幼虫が貯蔵アズキを食害。
対策 密閉保存。増殖力が強く、成虫に気付いたときはすでに全体が被害を受けていることが多く、廃棄処分するしかない。
ほかにヨツモンマメゾウムシC.maculatusが貯蔵豆類を、インゲンマメゾウムシAcanthoscelides obtectusがインゲンを加害するとされるが多くはない。
被害 成・幼虫ともコメ・ムギ・トウモロコシなどの穀類を食べる。幼虫は穀粒に潜りこんで食害し中は空となる。羽化後円孔をあけて外に出、摂食・産卵を繰り返す。形態・生態ともよく似たココクゾウがいるが少ない。
対策 貯穀類の密閉保存。天日干しあるいは冷凍保存で殺虫、虫と被害米を取り除き、篩で濾しよく洗ってから調理する。