畳の虫 ダニ類
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ミナミツメダニ Chelacaropsis moorei |
クワガタツメダニ Cheyletus malaccensis |
そのほかのツメダニ科 | イエハリクチダニ Raphignathus domesticus |
コハリダニ科 |
テングダニ科 |
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被害 フトツメダニと同一種とされる。近縁種ホソツメダニとともにしばしば室内塵から検出されるが、数はゴミ1g当り数頭と少ない。これも人からの吸血はないが、症状はミナミツメダニ以上とされる。 対策 ミナミツメダニに同じ。 |
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被害 人への刺咬例があるとされ屋内塵中にしばしば少数出現する。 対策 ダニ捕食性であり、清掃と乾燥で餌ダニの発生を抑制する。 |
被害・対策 イエハリクチダニに同じ。 | 被害・対策 イエハリクチダニに同じ。 このほかのダニ類は、 食べ物のダニ類、 カビのダニ類、 そのほかのダニ類。 |
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上上図 不明種 被害 最近個体数は少ないもののしばしば室内塵中に現れるようになった。人への刺咬性については不明である。 ほかにも 上図 ハマベツメダニChelotomimus (Hemicheyletia) wellsiなど少数のツメダニ類が検出されることがあるが、これも害は不明である。 対策 ミナミツメダニに同じ。 |
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被害 ダニ刺されで件数・虫数ともに多いのがこのミナミツメダニである。他のダニ類やチャタテムシ類から吸血して増え、ゴミ1g中1,000頭を超えることもあり、激しい被害となる。もっとも人からは吸血せず、かゆみの原因は唾液によるものであり病原性を含め他の害はない。 対策 根治策は餌となるダニやチャタテムシ類の発生条件を取り除くことである。よく掃除をし乾燥させて屋内を清潔に保っている家での発生は少ない。 |
刺さないダニ(畳に多いものと畳からも検出されるものがある)
コナヒョウヒダニ Dermatophagoides farinae |
ヤケヒョウヒダニ D. pteronyssinus |
ケナガコナダニ Tyrophagus putrescentiae |
ホコリダニ科 | そのほかのカビのダニ類 |
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被害 屋内で最も多く採取され畳上にもいるがむしろジュータンに多い。カビ・フケ・食物残渣を食べる。その糞を含め屋内の主要なアレルゲンであり鼻炎・気管支喘息を発症する。 対策 床・寝具の清掃・乾燥を徹底して行う。 |
被害 左種よりは少ないが同様にアレルゲンであり、似た生態を持つ。 対策 床・寝具の清掃・乾燥を徹底して行う。 |
被害 カビを食べるほか、食品に発生することもある。特に閉め切った新築家屋で、畳や壁に大量発生することが多い。畳のダニといえばこのダニ。 対策 水分が多い食品の密閉保存。床の清掃・乾燥。 |
被害 ダニの中でも小型で食品や屋内のゴミ中に時に多数含まれることがある。 対策 食品類の密閉保存、床の清掃・乾燥。 |
上上図 イエササラダニHaplochthonius simplex 上図 カザリヒワダニCosmochthonius reticulatus 被害 本来土壌性だが屋内で普通に見つかり、カビが原因とされる。特に新築家屋で多く、前種は大量に発生することがある。特別な害は知られていない。 対策 床の清掃・乾燥。 そのほかのダニは、 食べ物のダニ類、 そのほかのダニ類、 かゆいダニ類。 |